時差 計算
日本と世界の都市の時差、そのときの現地時刻を曜日つきで出します。サマータイムは日付から自動で判定するので、夏と冬で時差が変わる国でも迷いません。会議時間の早見表と、中学の地理で習う経度から時差を求める計算もこのページで完結します。
日本の標準時子午線は東経135度(兵庫県明石市)、アメリカ東部標準時の基準は西経75度です。
時差とサマータイムの判定には、お使いのブラウザに内蔵されたタイムゾーン情報(IANA タイムゾーンデータベース)を使っています。各国の制度変更が反映されるのはブラウザやOSの更新後になるため、直近で制度が変わった国では実際とずれる場合があります。航空券やビザなど厳密な時刻が必要な場面では、公式の案内をご確認ください。
会議の時間割(基準の都市の8時から22時)
基準の都市(A)の各時刻が、相手の都市(B)では何時になるかの一覧です。両方が9時から18時のあいだに入る行に色を付けています。色の付いた時間帯であれば、どちらも通常の勤務時間内で会議を設定できます。
時差のしくみ
世界の時刻はすべて協定世界時(UTC)を基準に「UTC から何時間ずれているか」で決められています。日本は UTC+9、ニューヨークは冬が UTC−5 なので、時差は −5 − (+9) = −14時間。マイナスは相手のほうが遅れている(過去の時刻である)ことを意味します。
つまり時差は「引き算ひとつ」で求まります。難しくなるのは、相手の UTC オフセットが季節によって動くからです。サマータイムを実施している国は、春から秋にかけて時計を1時間進めるため、その期間だけ日本との時差が1時間縮まります。
サマータイム(夏時間)の切り替わり方
| 地域 | 始まり | 終わり | 日本との時差の変化 |
|---|---|---|---|
| アメリカ・カナダ | 3月の第2日曜 | 11月の第1日曜 | 期間中は1時間縮まる(ニューヨークは14→13時間) |
| ヨーロッパ(EU・イギリス) | 3月の最終日曜 | 10月の最終日曜 | 期間中は1時間縮まる(ロンドンは9→8時間、パリは8→7時間) |
| オーストラリア(一部の州) | 10月の第1日曜 | 4月の第1日曜 | 南半球なので日本の冬に1時間広がる(シドニーは1→2時間) |
| ニュージーランド | 9月の最終日曜 | 4月の第1日曜 | 南半球なので日本の冬に1時間広がる(3→4時間) |
| 日本・中国・韓国・東南アジア・インド | 実施していない | 時差は年間を通じて変わらない | |
切り替えは日本時間ではなく現地の未明に行われるため、日本から見ると平日の昼間に時差が変わったように感じます。オーストラリアはクイーンズランド州や西オーストラリア州のようにサマータイムを実施しない州があり、同じ国内でも扱いが分かれます。
早見表: 主要20都市と日本(東京)の時差
経度から時差を求める計算
地球は24時間で360度まわるため、1時間あたり 360 ÷ 24 = 15度。逆に言えば、経度が15度ちがえば時刻は1時間ずれます。東経135度(日本の標準時子午線)と西経75度(アメリカ東部標準時の基準)なら、経度差は 135 + 75 = 210度、210 ÷ 15 = 14時間です。
- 東経どうし・西経どうしは引き算(東経135度と東経15度なら差は120度 → 8時間)
- 東経と西経は足し算(東経135度と西経75度なら差は210度 → 14時間)
- 東にあるほうが時刻は進んでいます。太陽は東から昇るため、東の地点のほうが先に朝を迎えます
- 足した経度差が180度を超えたときは、2地点のあいだに日付変更線が入ります。東経135度と西経75度の差は210度(14時間)ですが、反対まわりでは 360 − 210 = 150度(10時間)で、日付が1日ずれます。日本とニューヨークの時差が14時間なのは、日付変更線をまたぐ側で数えているためです
この計算は各地点の「地方時(その土地で太陽が真南に来る時刻を12時とする時刻)」の差です。実際の国ごとの標準時は国境や生活圏に合わせて決められているため、インド(UTC+5:30)やイラン、ネパールのように15の倍数にならない国もあります。試験で問われるのは上の 15度 = 1時間 の考え方です。
日付変更線と「行きは同じ日、帰りは前の日」
日付変更線はおおむね経度180度に沿って太平洋上に引かれた線で、西から東へ越えると日付が1日戻り、東から西へ越えると1日進みます。東京からホノルルへ向かう便が、出発した日と同じ日付の朝に到着するのはこのためです。時差は19時間あるので、日本の正午はホノルルの前日17時にあたります。
線は国や島を分断しないよう大きく折れ曲がっていて、経度180度ちょうどの直線ではありません。キリバスのように日付変更線を東へ大きく張り出させ、世界でいちばん早く新年を迎える国もあります。
よくある質問
サマータイムで時差が変わるのはなぜ?
サマータイム(夏時間)は、日照時間の長い季節に時計を1時間進める制度です。時計を進めている間はその国の標準時より1時間先になるため、日本との時差も1時間縮まります。ニューヨークとの時差は標準時の期間が14時間、夏時間の期間は13時間です。ロンドンは標準時で9時間、夏時間で8時間になります。切り替えの日付は国ごとに違い、アメリカは3月の第2日曜から11月の第1日曜まで、ヨーロッパは3月の最終日曜から10月の最終日曜までが一般的です。上のツールはブラウザに内蔵されたタイムゾーン情報を使うため、入力した日付がどちらの期間にあたるかを自動で判定します。
日本にはサマータイムがないの?
現在の日本にサマータイムはありません。日本標準時は年間を通じて協定世界時より9時間進んだ UTC+9 で固定されています。第二次世界大戦後の1948年から1951年にかけて一時的に実施された時期がありますが、その後は導入されていません。そのため日本側の時刻はいつでも同じ基準で読めますが、相手の国が夏時間に入ったり抜けたりすると、日本から見た時差だけが年に2回動くことになります。海外との定例会議を組むときは、春と秋の切り替え時期に開始時刻がずれる点に注意してください。
同じアメリカでも都市によって時差が違うのはなぜ?
アメリカ本土は東西に広く、4つの時間帯に分かれているためです。東部(ニューヨーク・ワシントン)、中部(シカゴ・ダラス・ヒューストン)、山岳部(デンバー)、太平洋(ロサンゼルス・サンフランシスコ・シアトル)の順に1時間ずつ遅くなり、東部と太平洋では3時間の差があります。さらにアラスカとハワイは別の時間帯で、ハワイはサマータイムを実施していません。アリゾナ州の大部分のようにサマータイムを採用していない地域もあるため、相手の都市名まで確認してから時差を確かめるのが確実です。
日付変更線をまたぐと日付はどうなる?
日付変更線はおおむね経度180度の線に沿って太平洋上に引かれていて、西から東へ越えると日付が1日戻り、東から西へ越えると1日進みます。日本からハワイへ向かうと出発した日と同じ日付の朝に着くことがあるのはこのためです。線は島国や島どうしの生活を分断しないよう大きく折れ曲がっていて、経度180度ちょうどではありません。上のツールの都市どうしの計算は各都市の実際の標準時にもとづくため、日付のずれは前日・翌日の表示として自動的に反映されます。
経度15度で1時間の時差になるのはなぜ?
地球は24時間で1回転(360度)するので、1時間あたり 360 ÷ 24 = 15度ぶん回ります。裏返せば、経度が15度違えば太陽が真南に来る時刻が1時間ずれるということです。そのため経度差を15で割れば時差が求められます。東経135度と西経75度なら経度差は210度で、210 ÷ 15 = 14時間です。この15度きざみは中学の地理や理科で扱う基本の考え方ですが、実際の各国の標準時は国境や生活圏に合わせて決められているため、経度から求めた値と30分ずれる国(インドやイランなど)もあります。
ハワイにサマータイムはある?
ありません。ハワイは年間を通じて UTC−10 で固定されているため、日本との時差はいつでも19時間です。日本の正午はホノルルの前日17時にあたります。アメリカ本土の都市は夏時間の期間だけ時差が1時間縮まりますが、ハワイは変わらないため、本土とハワイの時差そのものが季節によって変わる点に注意してください。
UTCとGMTは同じもの?
日常の用途ではほぼ同じものとして扱えます。GMT(グリニッジ標準時)は天文観測にもとづく古い基準で、UTC(協定世界時)は原子時計にもとづく現在の世界共通の基準です。両者の差は常に1秒未満に保たれているため、時差の計算で違いが問題になることはありません。日本標準時は UTC+9、つまり協定世界時より9時間進んでいます。なおイギリスの現地時刻は冬は UTC+0 で GMT と一致しますが、夏はサマータイム(BST)で UTC+1 になるため、ロンドンの時刻を GMT と読み替えると夏に1時間ずれます。
インドとの時差が30分単位になるのはなぜ?
インド標準時が UTC+5:30 と、1時間の倍数になっていないためです。広い国土のなかで東西の中間にあたる経度をもとに、切りのよい位置ではなく実情に合わせて標準時が定められた結果で、日本との時差は3時間30分になります。同じように30分ずれる国にはイラン(UTC+3:30)やミャンマー(UTC+6:30)、オーストラリアの中部(UTC+9:30)があり、ネパールは45分ずれの UTC+5:45 です。上のツールはこうした30分・45分きざみの時差もそのまま表示します。
本ツールはブラウザのタイムゾーン情報にもとづく目安です。各国の標準時やサマータイムの制度は変更されることがあり、ブラウザやOSが古いと最新の制度が反映されていない場合があります。フライトや国際会議など時刻のずれが問題になる場面では、航空会社や主催者の公式な案内をご確認ください。