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電気工事の計算ツール

現場で「これ何sqでいける?」を、その場でスマホで済ませるためのツール群です。内線規程・電技解釈の式と許容値、電線メーカーの許容電流表をそのまま実装しています。

どの場面でどのツールを使うか

場面使うツール分かること
長い配線の電線サイズを決めたい電圧降下 計算候補サイズでの降下率と、許容値に収まる最小サイズ
負荷端で電圧が足りない原因を調べたい電圧降下 計算その配線で理論上いくら落ちているか
管に何本も入れる・暑い場所を通すときに何A流せるか知りたい電線の許容電流 計算電流減少係数と温度補正を掛けた後の実際の許容電流と、必要電流を満たす最小サイズ
幹線のCVTケーブルが何Aまで流せるか知りたいCV・CVTケーブルの許容電流 計算布設条件(気中・電線管・直埋・管路)と周囲温度で補正した許容電流、全サイズの一覧
負荷電流からCVT・CVケーブルの太さを決めたいCV・CVTケーブルの許容電流 計算温度補正後の許容電流が負荷電流以上になる最小サイズ(表の範囲を超えるときは並列の検討)
直列・並列が混ざった回路の抵抗を出したい(試験の見直しにも)合成抵抗 計算合成抵抗と、そこに至る途中式(1/Rの和・和分の積・並列を先につぶす手順)

電線サイズは「電圧降下」と「許容電流」の両方で決まる

電線の太さを決める基準は2つあります。1つは許容電流——その電線に安全に流せる電流の上限で、超えると被覆の劣化や発火につながります。もう1つが電圧降下——電線の抵抗で負荷端の電圧が下がる現象で、内線規程がこう長に応じて2〜7%の上限を定めています。短距離・大電流なら許容電流で、長距離・小電流(特に100V回路)なら電圧降下でサイズが決まることが多く、両方を満たす太い方が答えです。

許容電流は電線の種類で使う表が違います。IV線などの絶縁電線は電技解釈146条の表に電流減少係数と温度補正を掛けて求め(電線の許容電流 計算)、幹線に使うCV・CVTケーブルは布設条件ごとのメーカーの許容電流表(JCS 0168-2)に温度補正を掛けて求めます(CV・CVTケーブルの許容電流 計算)。

このクラスターは電圧降下から始め、許容電流(IV線・CV・CVTケーブル)、合成抵抗まで公開しました。次は電力・電流の換算へと広げていく予定です。

よくある質問

簡略式と基本式のどちらを使うべき?

屋内の低圧配線(力率がほぼ1、こう長が数百m以内)なら簡略式で十分です。力率の低い電動機負荷や、太いCVケーブルの長距離ではリアクタンスが効くので、基本式 Vd = K·I·L(R cosθ + X sinθ) を使います。

内線規程はどこで確認できる?

日本電気協会が発行する「内線規程(JEAC 8001)」です。電圧降下は1310節、許容電流は1340節。電気工事士試験や実務の基準になっています。

入力値は保存される?

されません。計算はブラウザ内で完結します。「この結果のURLをコピー」を使えば、入力状態をURLとして手元に残せます。

今後追加予定

「こんな計算がほしい」は運営者ページからどうぞ。