出産予定日 計算(妊娠週数・産休育休)
最終月経開始日・排卵日・体外受精の移植日・出産予定日のどれか1つを入れるだけで、出産予定日と判定日時点の妊娠週数・妊娠月数を自動で計算します。月経周期が28日でない場合の補正、正期産と安定期の時期、産前産後休業と育児休業の期間、妊娠5ヶ月の戌の日の候補、妊娠1ヶ月から10ヶ月までの週数早見表もまとめて表示します。
ここで出るのは、公表されている一般的な概算法による日付です。実際の出産予定日は、妊娠初期の超音波検査で胎児の大きさを測って修正されるのが一般的で、この計算と数日から1週間以上ずれることがあります。予定日どおりに生まれることはむしろ少なく、正期産(37週0日〜41週6日)の幅で生まれるのが通常とされています。体調や検査の結果についての判断は、必ずかかりつけの医師や助産師にご相談ください。産前産後休業・育児休業の日程は、法令上の原則にもとづく参考値です。実際に取得できる期間や会社への申し出の期限は勤務先の規定で決まるため、早めに勤務先の担当部署へご確認ください。
妊娠週数の早見表
妊娠1ヶ月から10ヶ月までの各月の始まりと、正期産の始まり・出産予定日を並べたものです。上の入力があれば、実際の日付も表示されます。
日本では4週間を1ヶ月として数えるため、1ヶ月は暦の30日や31日ではなく28日です。妊娠0週0日から3週6日までが妊娠1ヶ月、以降4週ごとに1ヶ月進み、36週0日から39週6日までが妊娠10ヶ月にあたります。出産予定日の40週0日は、その少し先です。
出産予定日の計算式
最終月経の開始日を妊娠0週0日として数え、その280日後(40週0日)を予定日とする概算法です。ネーゲレの概算法と呼ばれ、月経周期が28日で14日目に排卵したという仮定に立っています。280日は40週ちょうどにあたります。
周期が長い人は排卵も遅れると考えられるため、その分だけ予定日を後ろにずらします。周期35日なら7日遅く、周期25日なら3日早くなります。本ツールは妊娠0週0日にあたる基準日も同じだけずらして週数を数えています。
| 起点にする日 | その日の妊娠週数 | 出産予定日までの日数 |
|---|---|---|
| 最終月経開始日 | 0週0日 | +280日 |
| 排卵日(受精日) | 2週0日 | +266日 |
| 初期胚(採卵後3日目)の移植日 | 2週3日 | +263日 |
| 胚盤胞(採卵後5日目)の移植日 | 2週5日 | +261日 |
どの起点でも、内部では妊娠0週0日に換算してから週数を数えています。そのため予定日から逆算すれば、最終月経開始日は予定日 − 280日、排卵日は予定日 − 266日になります。
妊娠週数と妊娠月数の数え方
妊娠週数は、最終月経開始日を妊娠0週0日として、そこから数えた経過日数を7で割って「○週○日」と表します。判定したい日までの日数を7で割った商が週、余りが日です。受精した日ではなく最終月経が起点なので、妊娠2週0日ごろに受精している計算になり、月経の予定日を過ぎて妊娠に気づくころにはすでに5週前後になっていることが多くなります。
妊娠月数は4週間を1ヶ月として数え、週数 ÷ 4 の商 + 1 が「妊娠○ヶ月」です。0〜3週が1ヶ月、4〜7週が2ヶ月と進みます。海外では月数を使わず週数だけで表すことが多く、日本の「妊娠○ヶ月」は独特の数え方です。
| 区切り | 妊娠週数 | 呼び方・意味 |
|---|---|---|
| 妊娠初期 | 0週0日 〜 15週6日 | 妊娠1ヶ月から4ヶ月。つわりが出やすい時期とされます |
| 安定期の目安 | 16週0日 から | 妊娠5ヶ月から。胎盤がおおむね完成するころとされ、戌の日の安産祈願もこの時期です |
| 妊娠中期 | 16週0日 〜 27週6日 | 妊娠5ヶ月から7ヶ月 |
| 妊娠後期 | 28週0日 〜 | 妊娠8ヶ月から |
| 正期産 | 37週0日 〜 41週6日 | この期間の出産が正期産とされます |
| 出産予定日 | 40週0日 | 妊娠10ヶ月の終わりごろにあたります |
「安定期」は医学上の正式な区分ではなく、つわりが落ち着き流産のリスクが下がってくる時期を指す通称として使われている言葉です。安定期に入れば何をしても大丈夫という意味ではありません。区切りの呼び方や時期の説明は資料によって多少の幅があります。
産前休業・産後休業・育児休業の期間
いずれも法令で原則が定められています。産前と産後で基準にする日が違うのがポイントです。
本人が請求して取る休業で、出産予定日を基準に数えます。出産が予定日より遅れた場合、その延びた期間も産前休業として扱われるのが一般的な運用です。
実際に出産した日が基準です。本人の請求の有無にかかわらず就業させてはならないとされており、産後6週間を過ぎたあとは、本人が請求し医師が支障がないと認めた業務に就くことができます。本ツールは予定日どおりに出産した場合として表示しているため、出産が早まれば終わりも早まります。
これが原則の期間です。保育所に入れないなどの事情があれば1歳6か月、さらに2歳までの延長が認められる仕組みがあり、出生後8週間以内に取る産後パパ育休(出生時育児休業)など、父母の取り方に応じた制度も設けられています。
表示しているのは法令上の原則にもとづく参考の日付です。取得の要件、申し出の期限、社内での手続きは勤務先の規定によって決まります。出産手当金や育児休業給付金の手続きもあるため、予定日が分かった段階で勤務先の担当部署に相談しておくと進めやすくなります。
戌の日と安産祈願
日にも十二支が割り当てられており、戌(いぬ)にあたる日を戌の日と呼びます。12日ごとにめぐってくるので、ひと月に2〜3回あります。犬は多産でお産が軽いとされることから、安産にあやかって妊娠5ヶ月(16週0日〜19週6日)に入って最初の戌の日に腹帯を巻き、神社で安産祈願をする習わしが広く知られています。
決まりごとではありません。体調が優れない日や、家族の予定が合わない日に無理をして出かける必要はなく、次の戌の日や別の日にずらしてもよいとされています。本ツールは妊娠5ヶ月にあたる期間の戌の日をすべて挙げているので、都合のよい日を選ぶ目安にしてください。神社によっては混み合う日や受付時間が決まっていることがあるので、事前に確認しておくと安心です。
予定日どおりに生まれるとは限らない
- 予定日ちょうどに生まれる割合は高くない — 予定日は「その日に生まれる日」ではなく、妊娠40週0日にあたる日を示したものです
- 正期産には5週間の幅がある — 37週0日から41週6日までが正期産とされ、この幅の中で生まれるのが通常です
- 予定日そのものが修正される — 妊娠初期の超音波検査で胎児の大きさを測り、最終月経から計算した日とずれていれば予定日が修正されるのが一般的です
- 周期が不規則だと誤差が大きい — 排卵日が推定しにくいため、最終月経からの計算は目安の域を出ません
- 体外受精は誤差が小さい — 受精した日がはっきりしているため、移植日からの換算は比較的ずれにくいとされています
予定日は、健診の計画や産休の日程、里帰りの準備といった段取りを組むための基準の日付として使うものだと考えておくと、日が近づいてから慌てずに済みます。
よくある質問
出産予定日はなぜ280日後なの?
最終月経の開始日を妊娠0週0日として数え、そこから280日後(40週0日)を出産予定日とする概算法が広く使われています。ネーゲレの概算法と呼ばれる考え方で、月経周期が28日で、周期のちょうど真ん中にあたる14日目に排卵したと仮定したものです。280日は40週ちょうどで、妊娠期間を「十月十日(とつきとおか)」と表すのもこの長さにほぼ対応しています。あくまで仮定に基づく概算なので、実際の予定日は超音波検査で胎児の大きさを測って修正されるのが一般的です。
月経周期が28日より長い場合はどう計算する?
周期が長い人は排卵が遅れる分だけ受精も遅くなるため、予定日は後ろにずれると考えられています。一般的な補正では、出産予定日 = 最終月経開始日 + 280日 + (月経周期 − 28)日 とします。周期が35日なら7日遅く、周期が25日なら3日早くなる計算です。本ツールはこの補正を入れたうえで、妊娠0週0日にあたる基準日も同じだけずらして週数を数えています。ただし周期が不規則な場合はこの補正も当てになりにくいため、超音波検査による判断が優先されます。
排卵日から数えるのと最終月経から数えるのはどう違う?
数え方の起点が違うだけで、考え方はつながっています。妊娠週数は最終月経開始日を妊娠0週0日として数えるため、28日周期で14日目に排卵したとすると、排卵日(受精した日)は妊娠2週0日にあたります。そのため排卵日から出産予定日までは 280 − 14 = 266日です。排卵日が分かっている場合は、最終月経から数えるより誤差が小さくなると考えられています。本ツールはどちらの起点でも、内部では妊娠0週0日に換算してから週数を計算しています。
体外受精の場合は何を起点にする?
胚移植の日を起点にし、移植した胚が受精から何日目のものかで換算します。一般的には、採卵後3日目の初期胚を移植した日が妊娠2週3日、採卵後5日目の胚盤胞を移植した日が妊娠2週5日にあたるとされます。妊娠40週0日が予定日なので、初期胚移植では移植日の263日後、胚盤胞移植では移植日の261日後が出産予定日という計算になります。凍結胚か新鮮胚かでこの換算は変わりませんが、施設によって数え方の説明が異なることがあるため、通院先で示された予定日を優先してください。
産前休業と産後休業はいつからいつまで?
産前休業は出産予定日を含む6週間前(多胎妊娠の場合は14週間前)から取得でき、本人が請求して取る休業です。産後休業は出産の翌日から8週間で、こちらは本人の請求によらず就業させてはならないとされています(産後6週間を過ぎたあと、本人が請求し医師が支障がないと認めた業務には就くことができます)。産前休業は予定日を基準に、産後休業は実際の出産日を基準に数えるため、出産が早まったり遅れたりすると産後休業の終わりも動きます。本ツールは「予定日どおりに出産した場合」として表示しています。
育児休業はいつまで取れる?
原則として、産後休業が終わった日の翌日から、子が1歳になる誕生日の前日までです。本ツールはこの原則の期間を表示しています。保育所に入れないなどの事情がある場合は1歳6か月、さらに2歳まで延長できる仕組みがあり、また出生後8週間以内に取得する産後パパ育休(出生時育児休業)など、父母の取り方に応じた制度も設けられています。要件や申し出の期限は法令と勤務先の規定の両方で決まるため、実際の日程は勤務先の担当部署に確認してください。
戌の日とは? いつ行くもの?
日にも十二支が割り当てられていて、戌にあたる日を戌の日と呼びます。12日ごとにめぐってくるので、ひと月に2〜3回あります。犬はお産が軽いとされることから、安産を願って妊娠5ヶ月(16週0日〜19週6日)に入って最初の戌の日に腹帯を巻き、神社で安産祈願をする習わしが広く知られています。決まりごとではなく、体調や都合に合わせて別の日にしてもよいとされています。本ツールは妊娠5ヶ月の期間にある戌の日をすべて挙げています。
妊娠「何ヶ月」はどう数える?
日本では4週間を1ヶ月として数えるのが一般的で、妊娠0週0日から3週6日までが妊娠1ヶ月、4週0日から7週6日までが妊娠2ヶ月というように進みます。この数え方だと36週0日から39週6日までが妊娠10ヶ月で、出産予定日の40週0日は妊娠11ヶ月ではなく10ヶ月の終わりの少し先にあたります。「十月十日」という言い方は、この4週=1ヶ月の数え方でおよそ10ヶ月と10日になることに由来すると説明されます。暦の上の1ヶ月(30日や31日)とは長さが違う点に注意してください。
本ツールは、広く使われている一般的な概算法(最終月経開始日から280日、排卵日から266日、初期胚移植から263日、胚盤胞移植から261日)と、労働基準法・育児介護休業法に定められた産前産後休業・育児休業の原則にもとづく参考値を表示するものです。医学的な診断や治療の判断に用いることはできません。実際の出産予定日や妊娠の経過についてはかかりつけの医師・助産師に、休業の取得については勤務先の担当部署にご確認ください。