トップ › 車 › 車の維持費 シミュレーション

車の維持費 シミュレーション

排気量と車両重量を選ぶだけで、自動車税種別割・自動車重量税・自賠責保険の法定費用が自動で入ります。そこへ任意保険・車検・駐車場・ガソリン代・メンテ費・ローンを足して、年間の維持費と月あたりの負担を計算します。5年・10年の合計と1kmあたりのコストも同時に出るので、買い替えや手放す判断の材料になります。13年超の重課、エコカー減税、2026年11月の自賠責改定にも対応しています。

最終更新: 2026-09-17 / 計算はブラウザ内で完結し、入力値は送信されません

円/年
円/2年
円/月
km/年
km/L
円/L
円/年
円/月
車種と各費用を入力すると年間の維持費が表示されます

自動車税・重量税・自賠責は法令で決まった金額なので誰が乗っても同じですが、任意保険・車検の整備費・駐車場・走り方は人によって何倍も違います。まずは法定費用を正確に押さえ、そのうえで動かせる項目を入れ替えて比べるのがこのツールの使い方です。

維持費で唯一大きく動かせるのは任意保険と、手放すときの価格
法定費用は誰が乗っても同じ金額です。動かせるのは任意保険と、車を手放すときに戻ってくる金額の2つ。任意保険は同じ補償内容でも会社によって年に数万円の差が出ることがあり、一括見積もりで横並びに比べるのが早道です。もう1台に乗り換えるなら、下取り1社の提示額だけで決めず複数社の査定額を並べると、実質の維持費が変わります。

維持費の計算式

年間の維持費 = 自動車税 + 重量税÷2 + 自賠責÷2 + 任意保険 + 車検の整備費÷2 + 駐車場×12 + ガソリン代 + メンテ費 + ローン×12
ガソリン代 = 年間走行距離 ÷ 燃費 × 単価 月あたり = 年間 ÷ 12
重量税・自賠責・車検の整備費は2年ごとにまとめて払うものなので、年間の維持費として見るときは2で割ります。円未満は四捨五入しています。

維持費は毎年必ず出ていく固定費(税金・自賠責・任意保険・駐車場)と、走った分だけ増える変動費(ガソリン代・タイヤなどの消耗品)、2年に1度の大きな支出(車検)の3つに分かれます。家計で見るときは年間の合計を12で割った「月あたり」に均しておくと、毎月の積立額が決めやすくなります。車検の年だけ支出が跳ね上がって慌てる、という事態を防げます。

自動車税種別割(年額)

毎年4月1日時点の所有者に課される税金です。自家用乗用車は総排気量で区分され、2019年10月1日以降に初回新規登録した車は引き下げ後の税率が適用されます。それ以前に登録された車は旧税率のままです。

総排気量2019年10月以降の登録2019年9月以前の登録
1.0L以下25,000円29,500円
1.5L以下30,500円34,500円
2.0L以下36,000円39,500円
2.5L以下43,500円45,000円
3.0L以下50,000円51,000円
3.5L以下57,000円58,000円
4.0L以下65,500円66,500円
4.5L以下75,500円76,500円
6.0L以下87,000円88,000円
6.0L超110,000円111,000円
軽自動車(軽自動車税種別割)10,800円10,800円

初度登録から13年を超えたガソリン車は自動車税種別割が概ね15%重くなります(100円未満切り捨て)。2.0L以下なら36,000円が約41,400円です。軽自動車は一律12,900円。重課率と実際の税額は自治体の税額表で確認してください。ディーゼル車は11年超が対象、電気自動車・天然ガス自動車・一定のハイブリッド車は重課の対象外など、燃料の種類で扱いが違います。

自動車重量税(2年分・継続検査)

車検のときに次の車検までの2年分をまとめて納めます。自家用乗用車は車両重量0.5t刻み、軽自動車は重量にかかわらず定額です。

車両重量減税なし13年経過18年経過エコカー
本則税率
エコカー
免税
0.5t以下8,200円11,400円12,600円5,000円0円
1t以下16,400円22,800円25,200円10,000円0円
1.5t以下24,600円34,200円37,800円15,000円0円
2t以下32,800円45,600円50,400円20,000円0円
2.5t以下41,000円57,000円63,000円25,000円0円
3t以下49,200円68,400円75,600円30,000円0円
軽自動車6,600円8,200円8,800円5,000円0円

いずれも2年分の金額です。年間の維持費として見るときは2で割ってください(1.5t以下・減税なしなら24,600 ÷ 2 = 年12,300円)。新車の初回車検は3年後なので、初回のみ3年分をまとめて納めます。エコカー減税に該当する場合は、経過年数にかかわらず本則税率または免税が優先されます。

自賠責保険(24ヶ月)

強制加入の保険で、金額は保険会社を変えても同じです。車検のときに次の車検までの期間分をまとめて払います。

車種現行(24ヶ月)2026年11月1日以降に始まる契約年額に直すと(改定後)
自家用乗用車17,650円18,560円9,280円
軽自動車17,540円18,660円9,330円

2026年11月1日以降に始まる契約から改定後の保険料になります。2年分の差額は自家用乗用車で910円、軽自動車で1,120円です。車検の時期が2026年11月をまたぐ人は、ツールの「自賠責の料率」を改定後に切り替えてください。

年間維持費の早見表

任意保険6万円・車検の整備費6万円(2年)・年1万km・ガソリン170円/L・メンテ3万円・駐車場0円・13年未満・エコカー減税なし・現行の自賠責、という共通条件で4パターンを計算した目安です。

構成自動車税重量税
(年)
自賠責
(年)
ガソリン代年間合計月あたり
軽自動車(燃費20km/L)10,800円3,300円8,770円85,000円227,870円18,989円
1.5L以下・1t以下(燃費18km/L)30,500円8,200円8,825円94,444円261,969円21,831円
2.0L以下・1.5t以下(燃費15km/L)36,000円12,300円8,825円113,333円290,458円24,205円
2.5L以下・2t以下(燃費12km/L)43,500円16,400円8,825円141,667円330,392円27,533円

任意保険6万円・車検の整備費を年3万円(2年で6万円)・メンテ3万円として計算した目安です。任意保険と駐車場は人によって最も差が出る項目なので、実際の金額を上のツールに入れて出し直してください。駐車場が月1万円なら、どの行も年12万円上乗せになります。

費用を下げられる項目、下げられない項目

項目動かせるか考え方
自動車税種別割ほぼ不可排気量の区分で決まる。小さい排気量や軽自動車に乗り換える以外に下げる手はない
自動車重量税ほぼ不可車両重量の区分とエコカー減税の該当で決まる。13年・18年で段階的に上がる
自賠責保険不可強制加入で全社同額。会社を選ぶ余地がない
任意保険大きく動く補償内容が同じでも会社で差が出る。等級・年齢条件・運転者限定・車両保険の有無で年数万円変わる
車検の整備費動くディーラー・整備工場・車検専門店で基本料に差がある。交換部品の要否は見積もりで確認する
駐車場場所次第都市部では維持費の最大項目になることもある。月1万円なら年12万円
ガソリン代動く走行距離 ÷ 燃費 × 単価。距離を減らす、単価の安い店で入れる、空気圧を保つ
メンテ・消耗品やや動く先送りすると安く見えるが、タイヤやバッテリーは寿命を超えると安全に直結する

「13年を超えたら税金が上がるから買い替えたほうが得」と言われることがありますが、上がる額は自動車税で年数千円、重量税で年数千円というのが一般的な規模です。車両の購入費やローン利息のほうが桁が大きいので、税金の重課だけを理由に判断すると損をすることがあります。上のツールで経過年数を切り替えて差額を確認してから考えてください。

よくある質問

自動車税はいつ、誰が払うの?

自動車税種別割(軽自動車は軽自動車税種別割)は、毎年4月1日時点の所有者に課される1年分の税金です。5月上旬に納税通知書が届き、多くの自治体で5月31日が納期限になります。年度の途中で新車を登録した場合は、登録した月の翌月から年度末(3月)までの月割りで課税されます。自家用乗用車の年額は、2019年10月1日以降に初回新規登録した車で1.0L以下25,000円、1.5L以下30,500円、2.0L以下36,000円、2.5L以下43,500円、3.0L以下50,000円。軽自動車は排気量にかかわらず10,800円です。

重量税と自賠責保険はいつ払う?

どちらも車検(継続検査)のときに2年分をまとめて納めます。自家用乗用車の重量税は減税なしで、0.5t以下8,200円、1t以下16,400円、1.5t以下24,600円、2t以下32,800円、2.5t以下41,000円、3t以下49,200円(いずれも2年分)。軽自動車は6,600円です。自賠責の24ヶ月分は自家用乗用車17,650円、軽自動車17,540円。年間の維持費として見るときは、どちらも2で割った額を1年分として扱います。新車の初回車検は3年後なので、初回だけ3年分を納めます。

13年を超えると税金はどれくらい上がる?

初度登録から13年を超えたガソリン車は、自動車税種別割が概ね15%重くなります(100円未満切り捨て)。2.0L以下なら36,000円が約41,400円。軽自動車は一律12,900円になります。重量税も上がり、1.5t以下の2年分は24,600円から13年経過で34,200円、18年経過で37,800円へ。軽自動車は6,600円から8,200円、8,800円へと上がります。重課率と実際の税額は自治体の税額表で確認してください。ディーゼル車は11年超が対象、電気自動車や天然ガス自動車などは対象外と、燃料の種類で扱いが異なります。

エコカー減税が使えると重量税はいくらになる?

燃費・排出ガス性能が基準を満たす車は、重量税が本則税率または免税になります。本則税率だと自家用乗用車の2年分は0.5t以下5,000円、1t以下10,000円、1.5t以下15,000円、2t以下20,000円、2.5t以下25,000円、3t以下30,000円。免税なら0円です。軽自動車は本則税率5,000円、免税0円。適用の可否は車検証や販売店の見積書で確認できます。減税の基準は年度ごとに切り上がるため、同じ車でも初回と2回目の車検で扱いが変わることがあります。

2026年11月に自賠責保険料が変わるの?

2026年11月1日以降に始まる契約から、24ヶ月の自賠責保険料が自家用乗用車17,650円から18,560円へ、軽自動車17,540円から18,660円へ改定されます。差額は2年分で910円と1,120円、年額に直すと455円と560円です。車検のタイミングが2026年11月をまたぐ人は、ツールの「自賠責の料率」で改定後を選んでください。自賠責は強制加入で、金額は保険会社を変えても同じです。

任意保険の相場はいくら?

年齢・等級・車種・使用目的・補償内容・車両保険の有無で大きく変わり、年2万円台から20万円超まで開きます。20代で等級が低く車両保険を付ければ高く、40〜50代で20等級・車両保険なしなら大きく下がります。本ツールの初期値60,000円は入力欄の初期値であって相場ではありません。手元の保険証券の年間保険料か、見積もりで出た金額に置き換えてください。維持費の中で自分の判断で動かせる余地が最も大きい項目でもあります。

軽自動車と普通車で維持費はどれくらい違う?

同じ条件(任意保険6万円・車検6万円・年1万km・170円/L・メンテ3万円・駐車場0円)なら、軽自動車(燃費20km/L)が年間約227,870円、2.0L以下で1.5t以下の普通車(燃費15km/L)が年間約290,458円で、差は年6万円ほどです。内訳は自動車税で25,200円、重量税で年9,000円、ガソリン代で燃費の差により約28,000円。自賠責は年55円しか変わりません。ただし軽自動車でも駐車場や任意保険が高ければ逆転しますし、乗り換えには車両の購入費がかかります。

車検費用はどこまでが「法定費用」?

車検で払う金額は法定費用と整備費用に分かれます。法定費用は自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料(印紙代)で、どこで受けても同じ金額です。整備費用は24ヶ月点検の点検料、交換部品代、検査代行手数料などで、ここが店によって差が出ます。本ツールの「車検の基本料+整備費」欄には、法定費用を除いた金額を入れてください(重量税と自賠責はツールが別に計算します)。二重に数えると年間の維持費が1万円前後多く出ます。

このツールに含まれていない費用は?

車両本体の購入費(ローンの元本以外)、リサイクル料金、任意保険の車両入替手数料、有料道路の通行料、洗車・コーティング、突発的な修理、タイヤの季節交換にかかる工賃や保管料、車庫証明・名義変更の費用などは含みません。また減価償却(手放すときの価格の目減り)も入っていません。実際の「所有コスト」を厳密に見るなら、購入価格と売却見込み価格の差を保有年数で割った額を上乗せして考えてください。

[広告枠: AdSense レスポンシブ]

本ツールは2026年9月時点の税額・保険料に基づく概算です。自動車税種別割の経年重課は概ね15%として計算していますが、実際の税額は自治体の税額表で確認してください。エコカー減税の対象区分、燃料の種類による重課の扱い、自治体独自の減免、事業用・営業用の税率、身体障害者等の減免などは反映していません。実際の金額は納税通知書・車検証・見積書でご確認ください。