BMI 計算(自動判定・適正体重)
身長と体重を入れるだけで、BMIと判定区分を自動で表示します。適正体重(BMI 22)・美容体重(BMI 20)・シンデレラ体重(BMI 18)と、いまの体重との差も同時に計算。年齢を入れると年齢別の目標BMIの範囲、6〜17歳ならローレル指数も併記します。目標BMIや目標体重からの逆算と、身長別の早見表つきです。
BMIは体重の中身を区別しないため、筋肉量や体脂肪率、体型は反映されません。筋肉の多い人は高めに、筋肉が少なく脂肪の多い人は低めに出ることがあります。妊娠中の方、病気の治療中の方、成長期の子どもには当てはまらないことがあります。減量や増量を考えるときは自己判断で進めず、医師や管理栄養士にご相談ください。とくにBMI18前後を目標に置くことは、低体重の範囲にあたるため健康上は推奨されていません。
BMIの計算式
身長はメートルに直して使います。身長170cm・体重65kgなら 65 ÷ 1.7 ÷ 1.7 = 65 ÷ 2.89 = 22.5。BMIに単位はなく、国際的に同じ式で計算されます。身長をcmのまま使うと桁がまるごと変わってしまうので、100で割ってから2乗してください。
BMI(Body Mass Index、体格指数)は、身長に対して体重がどのくらいかを1つの数字で表したものです。身長の影響を取り除いて体重を比べられるため、健康診断や統計で広く使われています。ただし出てくるのは身長と体重だけから求めた数字で、体の中身までは分かりません。
判定の区分(日本肥満学会)
| BMI | 判定 | 参考: WHOの基準 |
|---|---|---|
| 18.5未満 | 低体重(やせ) | underweight |
| 18.5以上 25未満 | 普通体重 | normal range |
| 25以上 30未満 | 肥満(1度) | overweight(25以上) |
| 30以上 35未満 | 肥満(2度) | obese(30以上) |
| 35以上 40未満 | 肥満(3度) | obese |
| 40以上 | 肥満(4度) | obese |
日本では日本肥満学会の区分が広く使われ、BMI25以上を肥満としています。参考として、WHO(世界保健機関)の基準では25以上をoverweight、30以上をobeseと呼び分けており、「肥満」と訳される範囲が日本より高めです。日本の基準が低めなのは、同じBMIでも生活習慣病のリスクが高まりやすいとされているためで、区分の名前がそのまま病気を意味するわけではありません。
適正体重・美容体重・シンデレラ体重
いずれも「身長(m)の2乗 × 決まったBMI」で求めた体重です。掛けるBMIが違うだけで、式そのものは同じです。
もっとも病気になりにくいとされるBMI22から求めた体重で、健康診断などで基準に使われます。身長170cmなら 2.89 × 22 = 63.6kg。
BMI20で計算した体重の呼び名です。普通体重の範囲(18.5以上25未満)には収まりますが、医学的な基準ではありません。身長170cmなら 57.8kg。
BMI18は低体重(やせ)の範囲にあたり、健康上は推奨されていません。低体重が続くと栄養の不足や骨量の低下につながるおそれがあるとされています。身長170cmなら 52.0kg。目標にする前に医師や管理栄養士にご相談ください。
年齢別の目標とするBMIの範囲
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、年齢によって目標とするBMIの範囲が示されています。年齢が上がるほど下限が高くなっているのが特徴です。
| 年齢 | 目標とするBMIの範囲 | 身長170cmでの体重 |
|---|---|---|
| 18〜49歳 | 18.5 〜 24.9 | 53.5 〜 72.0 kg |
| 50〜64歳 | 20.0 〜 24.9 | 57.8 〜 72.0 kg |
| 65歳以上 | 21.5 〜 24.9 | 62.1 〜 72.0 kg |
高齢になると筋肉量が落ちやすく、やせが体力や免疫の低下につながりやすいと考えられているため、低栄養やフレイル(虚弱)を防ぐ観点から下限が引き上げられています。若いころと同じ体重を目標に置くのではなく、年齢に合った範囲を目安にするのがよいとされています。17歳以下はこの表の対象外です。
子ども(6〜17歳)はローレル指数
成長期の子どもは身長も体重も伸び続けるため、大人と同じBMIの区分は当てはまりません。学齢期ではローレル指数が使われることがあります。
身長はcmのまま使い、3乗する点がBMIと違います。身長140cm・体重35kgなら 35 ÷ 2,744,000 × 10,000,000 = 127.6 で「標準」にあたります。
| ローレル指数 | 判定 |
|---|---|
| 100未満 | やせすぎ |
| 100以上 115未満 | やせぎみ |
| 115以上 145未満 | 標準 |
| 145以上 160未満 | 太りぎみ |
| 160以上 | 太りすぎ |
ローレル指数は身長によって出やすい値が変わるため、学校ではより細かい肥満度(標準体重に対する割合)が使われることもあります。数値が気になるときは、学校医や小児科医にご相談ください。上のツールでは、年齢を6〜17で入れるとローレル指数を併記します。
身長別の体重早見表
身長ごとに、適正体重(BMI22)・美容体重(BMI20)・シンデレラ体重(BMI18)と、普通体重にあたる体重の範囲(BMI18.5以上25未満)をまとめたものです。
| 身長 | 適正体重(22) | 美容体重(20) | シンデレラ体重(18) | 普通体重の範囲(18.5〜25未満) |
|---|---|---|---|---|
| 150 cm | 49.5 kg | 45.0 kg | 40.5 kg | 41.6 〜 56.3 kg |
| 155 cm | 52.9 kg | 48.1 kg | 43.2 kg | 44.4 〜 60.1 kg |
| 160 cm | 56.3 kg | 51.2 kg | 46.1 kg | 47.4 〜 64.0 kg |
| 165 cm | 59.9 kg | 54.5 kg | 49.0 kg | 50.4 〜 68.1 kg |
| 170 cm | 63.6 kg | 57.8 kg | 52.0 kg | 53.5 〜 72.3 kg |
| 175 cm | 67.4 kg | 61.3 kg | 55.1 kg | 56.7 〜 76.6 kg |
| 180 cm | 71.3 kg | 64.8 kg | 58.3 kg | 59.9 〜 81.0 kg |
| 185 cm | 75.3 kg | 68.5 kg | 61.6 kg | 63.3 〜 85.6 kg |
小数第1位までで表示しています。範囲の上限はBMI25にあたる体重で、この値未満が普通体重です。シンデレラ体重(BMI18)の列は低体重の範囲にあたり、健康上の目標として推奨されるものではありません。
BMIで分からないこと
- 体脂肪と筋肉の区別 — 体重の中身は見ていないため、筋肉の多い人は数値が高く出ます
- 脂肪がどこに付いているか — 内臓のまわりに付くか皮下に付くかでリスクは変わるとされますが、BMIには表れません
- 体型のバランス — 同じ身長・体重でも見た目は大きく変わります
- 妊娠中・成長期 — 体重の増え方が通常と異なるため、そのままでは当てはまりません
- むくみや脱水 — 一時的な水分の増減でも体重は動き、BMIもつられて変わります
- 年齢による体組成の変化 — 同じBMIでも、年齢によって筋肉と脂肪の割合は変わっていきます
こうした限界があるため、BMIは入口の目安として使い、気になる点があれば体脂肪率や腹囲、血液検査の数値と合わせて見るのが一般的です。健康診断の結果に指摘があった場合は、その指示を優先してください。
目標から逆算するときの考え方
「BMI22まで落としたい」「体重を60kgにしたい」というときは、上のツールの逆算を使うと、目標の体重やそのときのBMIが分かります。式は次のとおりです。
身長170cmで目標BMIを21にするなら 2.89 × 21 = 60.7kg。逆に目標体重を60kgにするなら 60 ÷ 2.89 = 20.8 がそのときのBMIです。
数字が出ると急ぎたくなりますが、短期間で大きく体重を動かすことは体への負担が大きいとされています。目標を決めたら、どのくらいの期間をかけるか、食事と運動をどう組み合わせるかまで含めて、医師や管理栄養士に相談しながら進めてください。とくに持病のある方、薬を服用している方、妊娠中・授乳中の方は自己判断を避けてください。
よくある質問
BMIはどうやって計算する?
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)の2乗 で求めます。身長はセンチではなくメートルに直して使う点に注意してください。身長170cm・体重65kgなら 65 ÷ (1.7 × 1.7) = 65 ÷ 2.89 = 22.5 です。身長を170のまま計算すると桁がまるごと変わってしまうので、100で割ってから2乗します。BMIには単位がなく、世界共通の同じ式で計算されるため、国や地域をまたいで比較できる数字とされています。
BMI22が適正とされるのはなぜ?
BMIが22前後のときに、高血圧や脂質異常、糖尿病といった病気を持つ割合がもっとも低かったという調査結果があり、そこから日本ではBMI22を標準として適正体重(標準体重)を計算する考え方が広く使われています。適正体重(kg) = 身長(m)の2乗 × 22 です。身長170cmなら 2.89 × 22 = 63.6kg という目安になります。ただしこれは集団を平均して見たときの目安で、22でなければいけないという意味ではありません。
美容体重とシンデレラ体重の違いは? 注意点は?
美容体重はBMI20、シンデレラ体重はBMI18で計算した体重を指す呼び名で、いずれも医学的な基準ではなく、見た目の印象を語るときに使われてきた言葉です。身長170cmなら美容体重は57.8kg、シンデレラ体重は52.0kgになります。注意したいのはシンデレラ体重で、BMI18は日本肥満学会の区分では低体重(やせ)の範囲にあたります。低体重が続くと栄養の不足や骨量の低下、月経の不順などにつながるおそれがあるとされており、健康上は推奨されていません。目標にする前に、医師や管理栄養士に相談してください。
男性と女性で計算式が同じなのはなぜ?
BMIは身長と体重という2つの数値だけから求める指標で、性別による係数を持たないためです。国際的に同じ式が使われているのもこのためで、男女で分けてしまうと比較ができなくなります。ただし同じBMIでも体の中身は違い、一般に男性は筋肉量が多く、女性は体脂肪率が高めになる傾向があるとされています。そのためBMIが同じでも体脂肪率は異なることがあり、体組成まで知りたい場合は体脂肪率や腹囲などを合わせて見るのが一般的です。
高齢者の目標BMIが高めに設定されているのはなぜ?
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、目標とするBMIの範囲が18〜49歳で18.5〜24.9、50〜64歳で20.0〜24.9、65歳以上で21.5〜24.9 と、年齢が上がるほど下限が高く設定されています。高齢になると筋肉量や体重が落ちやすく、やせが体力や免疫の低下につながりやすいと考えられているためで、低栄養やフレイル(虚弱)を防ぐ観点から下限が引き上げられています。若い世代と同じ感覚で減量を目指すのではなく、年齢に合った範囲を目安にするのがよいとされています。
子どもにBMIは使える? ローレル指数とは?
成長期の子どもは身長も体重も伸び続けるため、大人と同じBMIの判定区分は当てはまりません。学齢期(おおむね6〜17歳)では、ローレル指数 = 体重(kg) ÷ 身長(cm)の3乗 × 10,000,000 という指標が使われることがあります。判定は100未満でやせすぎ、100以上115未満でやせぎみ、115以上145未満で標準、145以上160未満で太りぎみ、160以上で太りすぎとされています。ただしローレル指数は身長によって出やすい値が変わるため、学校ではより細かい肥満度(標準体重との比)が使われることも多く、判断は学校医や小児科医にご相談ください。
筋肉質な人はBMIが高く出る? BMIの限界は?
出ます。BMIは体重の中身を区別しないため、筋肉が多く体脂肪の少ない人でも、体重が重ければ数値は高くなります。逆に体重が軽くても筋肉が少なく体脂肪の多い、いわゆる「かくれ肥満」の状態はBMIでは見抜けません。妊娠中の人、成長期の子ども、むくみのある人、病気の治療中の人にも当てはまりにくい指標です。BMIはあくまで集団を大づかみに見るための目安で、個人の健康状態を判定するものではないと考えてください。
日本の基準とWHOの基準はどう違う?
日本肥満学会の区分ではBMI25以上を肥満とし、25以上30未満を肥満(1度)、30以上35未満を肥満(2度)というように4段階に分けます。WHO(世界保健機関)の基準では25以上をoverweight、30以上をobeseと呼び分けており、「肥満」にあたる範囲は30以上です。日本の区分が低めなのは、同じBMIでも生活習慣病のリスクが高まりやすいとされているためです。海外の資料と見比べるときは、どちらの基準による数字かを確かめてください。
本ツールは、公表されている一般的な計算式と判定基準(日本肥満学会の判定区分、BMI22による適正体重、厚生労働省「日本人の食事摂取基準」の目標とするBMIの範囲、学齢期のローレル指数)にもとづく参考値を表示するものです。医学的な診断や治療の判断に用いることはできません。体重や体調に不安がある場合は、医師や管理栄養士にご相談ください。